北海道はやたら旅がしやすいです。
前回の記事で「旅は苦労してこそ面白い」
てな事を書いておきながら早速矛盾しておりますが・・・。
バランスです、バランス。
旅がしやすい環境だからこそ安心して苦労できる。
北海道で旅がしやすい理由はいっぱいありますが
金銭的な面も大きいです。
ざっくり言うと貧乏旅行がしやすい。
贅沢をしなければ
安くて美味しい食べ物は溢れてるし
安宿も沢山あります。
ライダーハウスやキャンプ場には、利用料が0円という
なにかの罠じゃないかと疑いたくなる設定の所もあります。
という事で、頼まれもしないのに
北海道の安宿事情を紹介したいと思います。
リーズナブルでも食事が美味しい!
北海道によくある安宿は
食事が美味しい所が多い。
「とほ宿」や「ユースホステル」一部の「民宿」などでは
1泊2食付きで5000円前後からが相場。安いですね。
ウニのような極端に高級な食材は出てきませんが
その宿の立地や特徴に合わせた料理が楽しめます。
ただし、男女別相部屋が基本なので
知らない人と同じ部屋はちょっと・・・という人は
個室対応ができるか予約時に確認しましょう
(個室は1000円くらい高くなります)
食事は大勢で食べる事が多いです。
ゲストハウスと言えばピンと来る人も多いかな?
<ユースホステル>
世界最大の宿ネットワークです。世界中に加盟店があって
駅前から大自然の中まで北海道内に約30か所あります。
ひと昔前は門限があったりお酒禁止だったりと
堅苦しいイメージがありましたが最近はめっきりソフトになって
後述の「とほ宿」と変わらない印象です。
(桃岩荘など時を止めているユースは例外)
全世界で使える会員証を発行すると更に割引があります。
ペアレント(宿主)によって宿の特色が出ますので
そのあたりも面白いです。僕もちょこちょこ利用してます。
北海道内のユース一覧
https://goo.gl/U8KZJ3
<とほ宿>
北海道内を中心とした宿のネットワークです。
ユースと同じく男女別相部屋が基本ですが
ほとんどの宿で個室対応が出来ます。
元々旅人だったオーナーが多いので
旅人心を理解したちょっとした気遣いが嬉しいです。
僕はとほ宿を利用する方が多いですね。
とほ宿が発行している「とほ本」を持っていれば
とりあえず宿には困らない感じで旅する事が出来ます。
とほ宿や道内のセイコーマートで販売していますが
事前に入手したい場合はAmazonでも販売しています。
とほネットワークHP
https://www.toho.net
<その他の民宿・ゲストハウス>
民宿は山ほどありますが
いわゆる「旅人宿」と言われる民宿がオススメです。
「ゲストハス」を名乗る宿も同じくです。
とほ宿やユースには加入していませんが
1泊2食付き、男女別相部屋で5000円前後と
営業内容はほぼ同じです。
普通の民宿に泊まってしまうと
客が工事関係者ばかり、なんて事も・・・
いや、それはそれで面白い時もあるんですが
初めての旅とかだと難易度高いかもしれません。
最初は旅人が集う宿がいいと思います。
昔はとほ宿やユースだったという宿も
結構あったりします。
とほ宿・ユース・民宿どれがオススメ?
ご飯にこだわりが強い宿、いろんなアウトドアが体験できる宿
オーナーの人柄がいい宿、軽妙なトークで客を斬りまくる宿
どの宿も宿主の個性が色濃く出ていますので
その中から自分に合った宿を見つけるのも
旅の楽しみのひとつになるんじゃないでしょうか。
とりあえず僕好みの宿をリストアップしたので
参考にしてみて下さい。
残念ながら宿からは一銭ももらっておりませんw
トシカの宿(浜頓別/とほ宿)
http://toshika.p2.bindsite.jp/index.html
星の庵(美瑛/とほ宿)
http://hoshinoanne.news.coocan.jp
鱒や(弟子屈/とほ宿)
http://www.roadeast.com/troutinn/zunyahomupeji/HOME.html
旅物語(ニセコ/とほ宿)
http://www.niseko.info
こもれび(清水町/とほ宿)
http://www16.plala.or.jp/komorebi-yado
セキレイ館(大樹町/とほ宿)
http://sekireikan.com
木理(標茶/とほ宿)
http://mokuri.jp
エトピリカ村(霧多布/とほ宿)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~pirika
さろまにあん(サロマ/とほ宿)
https://saromanian.jp
あしたの城(サロベツ/とほ宿)
http://sarobetu.info
東大雪ぬかびらユース(糠平/ユースホステル)
https://nukabira-yh.com
はなことりの宿(濤沸湖/ユースホステル)
http://tofutsu-ko.com
とおまわり(羅臼/ゲストハウス)
https://plaza.rakuten.co.jp/toomawari
どれも小さな宿なので季節によっては長期休館することもあります。
必ず予約をしてから訪れて下さい。
こういう宿は夕食後にお酒やつまみを持ち寄って
旅人の語らいの場になる事が多いです。
特にとほ宿はその傾向が強いですね。もちろん参加不参加は自由。
眠かったり面倒臭かったら自室で先に寝てOKです。
ただ、経験上こういう場で面白い話を聞いたり
意外な展開に発展するきっかけがあったりするので
余力があったらぜひ参加してみてください。
ホッカイダーからマニアックな観光情報なんかも
入手できるので旅の幅が広がります。
いつまでもあると思うな僻地の宿
こういう宿はオーナーの高齢化が進んでいます。
いつ廃業してもおかしくない・・・とは言いすぎですが
半分は本当です。実際に馴染みの宿がここ数年で何件も
閉館してしまっています。
アパホテルはいつまでもありますが(たぶん)
小さな宿はどうなるか分かりません。
今のうちにどんどん行きましょう。
そのうちそれぞれの宿を詳しく紹介する記事なんかも
書ければと思っています。
以上、ざっとですが
北海道の安宿事情でした。
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